2005.01.08

便利で不便なリージョン

融通の利かないリージョン 
リージョンは面積や図心等を取得でき,間違って形を変更されるということがないので便利。
しかし,変更できないのが仇となって設計変更の数量計算時には,すごく不便。

システム変数「DELOBJ」

元のオブジェクトを、図面データベースに保持するか
削除するかをコントロールします。

0 オブジェクトを保持します。
1 オブジェクトを削除します。
デフォルト設定は「1」になっています。
例えば,リージョンを作成するときに,
元となった図形を,残すか消すかの設定です。
せっかく作ったポリラインをリージョンにしてしまって,
変更がきかん。変更するためには,線分にばらさなきゃならない。
バラした物を又つないでポリライン化,という作業から逃れられる。

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スプラインをポリラインへ

スプラインをポリラインに変換
LT2002の私の場合の例
1.変換したい図形のみを,新規図面にコピー貼り付けを行う。(この方が作業しやすい)
2.図面を「名前を付けて保存」でAutoCADR12/LT2DXF(*.dxf)で保存する。
(R12はスプラインを扱えないため,ポリに変換されるのを利用する。)
3.いったんファイルを閉じる
4.再度読み込む
5.スプラインが,3Dポリラインに変換される。通常のポリラインにしたければ
分解して,「修正」→「オブジェクト」→「ポリライン」で変換作業を行う。
「ポリラインに変換しますか?: リターン!
オプションを入力: 結合(J)
許容距離を入力または・・・: リターン!
とりあえず変換は出来るのだが,接点数がめちゃくちゃ増えて,かなり重たい。
10個の線分が3000位に増えるイメージ。それでもよければ,どうぞ。
あと,kjuさん作の「スプラインを,円弧で近似」のコマンドがあります。お試しあれ。

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ハッチング間隔

ハッチングの間隔。どないなっとんねん!
AutoCadのハッチングは,最初とまどう方が多いのでは? 尺度や,間隔の設定値がややこしい。 いつもの値でハッチングの尺度・間隔を設定したのに,「ハッチングの間隔が狭すぎます、または ダッシュ サイズが小さすぎます。」
「境界をハッチングすることができません。」「出力できません。」と,怒られてしまう。 ひーこら,いくつか値を変えて入力していくと,とんでもない値でやっと正常表示される。 同じハッチングパターンで同じ調子で描かれているのに,尺度・間隔設定が,かたや790,かたや20000。 あまりに違いすぎて最初の頃は,ずいぶん悩まされた。

これは,推測ですがインチ単位で書かれているものと,ミリ単位で書かれているものが混在しているようである。 線種もそうだが,1インチ = 2.54cm = 25.4mmで考えると何となくわかる。 結論から言うと,縮尺分母で設定してみて,ダメなら縮尺分母を25.4で割った値を設定してみよう。 だいたい近いイメージになったら,そこから調整していく。 例えば1/1000の図面の場合,1000/25.4=39.37=40。 1000か40にまず設定してみよう。

新規でハッチングする場合も,ANSI31等は縮尺分母でいけそうだが,AR-で始まるパターンは,何やらインチっぽい。縮尺分母ではだめ。 ここでも25.4の法則は適用できるはず。 古いバージョン(私は2000以降に使い始めたのでどの時期か不明)でハッチングされた図面に,新規でハッチングを設定した場合によくおこるのかも。 あと,システム変数MEASUREMENTがインチ設定になったまま作図した物と,メートル設定で作図した物が混在というのも考えられますね。詳しくはHelpを見て下さい。

「現在の図面のみの作図単位を、インチ/フィートまたはメートルに設定します。 MEASUREMENT は特に、既存の図面を開いたときに使用されるハッチング パターン ファイルおよび線種ファイルをコントロールします。」

私の扱う図面は,簡単なハッチングで事足りるので,ユーザー定義で角度は45°か135°。 間隔が縮尺分母×2~5位で設定している。 このとき間隔を縮尺分母に設定すると,1mm間隔のANSI31のハッチングが引ける。何ミリ間隔くらいとかで,感覚的にわかるので便利。 ダブルも使えるし,お試しあれ。 ちなみにANSI31は3mmくらいの線間隔ですな。

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2Dポリライン

2Dポリラインとポリライン
システム変数「plinetype」が「0」になっていると,2Dポリラインが引かれます。
変数の初期値は「2」です。 「2」に変更するとライトウエイトポリラインで引かれます。 これが,普通です。2Dの方は古い規格です。 なお,2Dポリラインを通常のポリライン(ライトウエイト)に
変換する「convert 」というコマンドがあります。詳しくはHELPで確認して下さい。

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境界作成が効かない

境界作成が効かない。
地形線等のデータでよくある,「境界作成が効かない。」というトラブル。頻発してます。 ベクター変換されたデータなのかよくわからんが,データがめちゃくちゃ多い。 地形線が50cmピッチで作成されている感じ。スプラインをR12形式のDXFにして3Dポリラインにしたようなイメージです。 「有効なハッチング境界が見つかりません」と怒られます。 システム変数MAXHATCHを大きくしたせいか,ハッチングは出来るのに・・・。
画面いっぱいにZOOMするとか四角で囲んでとかありますが確実じゃないですね。

面積値を出すために,境界作成でポリラインを作成したい場面は土木ではよくあります。 みなさん境界を作成するために囲まれた中を細かく分割してひーこら作成頑張っています。 それよりも良い方法がありまっせ。

作成したい図形を横っちょにコピーして,ポリライン編集のJオプションで繋いだり,トリム,R=0のフイレットで接続等を利用して,閉じたポリラインを作る方が楽に面積を出せますよ。 ここで簡単に線がつながってくれたらGOODなのだが。 「図形が平行でない」とか,「フイレット出来ません」?だったかな?とか怒られるときがある。

そこで,問題の図形をオブジェクトプロパティで調べてみると,Z=-1とUCSがひっくり返っていたり,Z=0.364と,Z値が高さを持っていたりするトラブルにみまわれる。 ふっふふふ。俺には自作のZ=-1修正スクリプトと,KJUさん作のFlatten.vbsがある。 これらを使って修正し,無事結線完了。隣の人はまだやってるよ。

あ!ちょっと待て!うへえぇぇ!これスプライン使ってるよ!?ポリ作成じゃだめだ,リージョン作成だぁ。ええい!R12DXFで保存だ。さぁ,生ビールを飲みに行こう。

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